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【完結済み☆アニメ化された人気作】「贄姫と獣の王」感想・レビュー

【完結済み☆アニメ化された人気作】「贄姫と獣の王」感想・レビュー

画像出典:ebookjapan



 作者:友藤結

感想・レビュー

あらすじ

和平の証として人間の住む国から魔物達が住む国の王のもとに生贄として捧げられた少女・サリフィ

強大な魔力と恐ろしい姿で何者も寄せ付けない王の本当の姿を知り、心に触れたサリフィは魔物の国の妃として迎えられることに?!

人間を忌み嫌う魔物達の国で、サリフィは妃になることができるのか・・?

生け贄の娘サリフィ

魔物の国と人間の国は長く争っていたが、和平が結ばれ戦争は終結した。
 
和睦の証として、人間の国から定期的に生け贄を送ることになった。
 
99人目の生け贄の娘サリフィの「サリフィ」という名前は、古語で「犠牲、生け贄」という意味を持つ。
 
サリフィは文字通り生け贄となるために育てられたのだった。
 
幼い頃にその事実に気づいて以降、サリフィは生け贄となる今日の日までをただ諦めて過ごしていた。
 
ついに魔物の国の王と対峙するサリフィ。見た目はひどく恐ろしい王だが、意外と優しい一面もあるようで…
 

本当の姿

生け贄は「天啓の夜」と呼ばれる瘴気が晴れる夜に王に捧げられるという。
 
それまでの間、城を探検したり自由に過ごしているサリフィに王は恐ろしい顔で凄んでいるが、行動は意外と優しかった。
 
とうとう天啓の夜が訪れ、生け贄として地下の祭壇に送られたサリフィ
 
ところが王の姿はどこにもなく、代わりに人間の男性がいた…!
 
なんと魔物の国の王は魔物と人間のハーフで、瘴気が晴れると人間の姿になってしまうという。
 
今までの生け贄達も、人知れず隠し通路から逃がしていた。
 
王はサリフィも逃がそうとするが、生け贄として自分を育てた両親のもとへは帰りたくない…帰る場所がないサリフィは王の糧となりたい、食べてくれ、と願う。
 

妃に迎える

王に食べられたいと望んだサリフィだったが、なぜか王は「サリフィを妃にする」という!
 
サリフィの前ではありのままの自分でいられることに気づいた王は、いつの間にかサリフィを愛していた。
だが、魔物にとって人間とは忌み嫌う存在なので人間の妃など前代未聞!!臣下からは猛反対される。]
 

妃への試練

停戦後も人間への敵対意識はくすぶっており、生け贄を生かしておくだけでも許しがたいのによもや妃にするなんて、賛成するものは誰もいなかった。
 
王は力ずくで認めさせようとするが、それでは臣下達は納得しないので、サリフィに妃となる試練を受けさせようと宰相は提案するが、試練とは名ばかりで人間であるサリフィにはとてもできないであろう無理難題を吹っ掛けて諦めさせようというものだった。
 
それでも王の側にいたいサリフィは何とか試練に立ち向かう。
 
サリフィは妃となることができるのか…?!
 

魔物のキャラクターが魅力的!

魔物の国で基本的に人間はサリフィだけなのでサリフィ以外はみんな魔物なんだけど、サリフィのお世話係の魔物に初めてできた魔物のお友達のお姫様、みんな黒い丸い物体とか爬虫類っぽい見た目なのに、どこか可愛くてとっても魅力的!
 
王様も普段はめちゃくちゃ恐いのに、サリフィといるときは大きいライオンみたいでモフモフ可愛い…^^
 

王様のギャップが最高!

ライオンのような威厳のある姿で普段はずっと凄んでいるので見た目はめちゃくちゃコワイ・・けれど実は優しい心を持っていて、サリフィのことが大好き!な王様が可愛い・・^^

しかも人間の姿はめちゃくちゃイケメン!美しい・・!

モフモフとイケメンと一人で二度美味しい?王様が最高です!!

王様が人間とのハーフということは、王様の母親は人間ということ・・でもこの国で人間の王族は記録上一人もいない。

王様の出自に関わる謎はいずれ明らかにされるのか・・?

(めちゃくちゃ気になる!!)

まとめ

人間が忌み嫌われる魔物の国でサリフィは妃として認めてもらえるのか…?
 
生け贄として育てられたサリフィが幸せになるところを見たい…!
 
ぜひ読んでみてください!
 
 
 
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